STAFF

スタッフ紹介

Sowa オーナー

長井 弥希

Miki Nagai

「変わった気がする」では、納得できなかった。

私は昔から、「なんとなくいい」が苦手な人間でした。

どんなに評判が良くても、自分が実感できなければ信じられない。どんなに値段が高くても、効果が見えなければ続けられない。誰かに勧められたものでも、自分で試して納得しなければ、心から「これがいい」とは言えない。

美容との向き合い方も、まったく同じでした。

美容の世界で仕事をしていながら、ずっと「本当に必要なケアって、なんだろう」という問いを手放せずにいました。華やかに見えるこの世界の中で、私はずっと、どこか居心地の悪さを感じていたのです。

マツエクが教えてくれた、美容の本質

私が最初に「美容の面白さ」を知ったのは、マツエクでした。

施術が終わった瞬間、お客様の表情がパッと変わる。目元に自信が生まれて、帰るころには姿勢まで少し変わっているような気がする。それを間近で見るたびに、「美容ってこういうことだ」と思っていました。

見た目が変わると、心が変わる。心が変わると、日常が変わる。

その確かな手応えが、私がマツエクを選んだ理由でした。施術直後に目に見える変化があって、お客様自身が鏡を見て「変わった」と気づける。その瞬間の喜びが、私にとっての美容の本質でした。

一方で、ずっと違和感を抱いていたのがエステでした。

施術を受けたその瞬間は気持ちいい。でも、「どう変わったのか」が見えにくい。「変わった気がする」という感覚は残るけれど、「変わった」という確信には届かない。そしてなぜか帰り際に、「このクリームも使ってみてください」「このコースの方が効果が出やすいですよ」と、断りにくい空気の中で商品を勧められる。

私自身がそういった経験を何度もしてきたからこそ、「本当に必要なケアって、なんだろう」という問いがずっと消えませんでした。お客様のためを思っているのか、売上のためなのか。どちらなのかわからないまま施術を受け、終わった後に「また来てしまった」と感じる、そのもやもやを。

 
美容に携わる仕事をしながら、私はずっとその問いを抱え続けていました。

転機は、突然訪れた

étoでマツエクサロンを続けていたある日、一緒に働いていたスタッフが退職することになりました。

大きな転機でした。これまでと同じやり方では続けていけない。でも、マツエクをやめるつもりはまったくなかった。マツエクで生まれる「確かな変化」の瞬間が好きで、それを届けたくてこの仕事を続けてきたから。

ただ、そのときから「今お越しくださっているお客様に、もっと必要とされるケアがあるんじゃないか」という気持ちが芽生えるようになりました。

マツエクで目元が変わる。でも、肌そのものはどうだろう。年齢を重ねるにつれて、肌の悩みを口にされるお客様が増えてきていました。シミが気になる。くすんでいる気がする。化粧ノリが悪くなってきた。スキンケアをしても、なんか肌に届いていない感じがする。

そのひとりひとりの言葉が、私の心に積み重なっていきました。

そんな時期に出会ったのが、フェイシャルワックスでした。

「これだ」と思った瞬間

最初は、産毛を取るためのケアだと思っていました。

でも実際に体験したとき、その認識は180度変わりました。

産毛が取れるのはもちろんですが、それと同時に古い角質まで一緒に取り除かれる。施術が終わった瞬間、肌の手触りがまるで別物になっていた。ワックスを貼った面積に残っている産毛が目に見えて確認できて、「取れた」という事実が目の前にある。施術後にいつも使っている化粧水をつけたら、今まで感じたことのないするっとした感触で、スーッと肌に入っていく。

「一度で変わる」「目で確認できる」「触れてわかる」。

マツエクと同じ、即時性のある確かな変化がそこにありました。

このとき、私の中でパズルのピースがはまった感覚がありました。肌が変わらないのは、努力が足りないからじゃない。肌の土台が整っていないから、どんなに高価なスキンケアも本来の力を発揮できていないだけなんだ、と。

年齢を重ねると「高いものを使わないと効果が出ない」と思い込みがちです。でも実際には、どれほど良い化粧品でも、古い角質や産毛が肌表面に残っていたら、美容成分はそこでせき止められてしまう。まずは土台を整えること。それが先なんだと、体験して初めて理解できました。

私が長年探し求めていた「確かな手応えのある美容」が、ここにもあった。そう確信した瞬間でした。

「整えた先」を求めて

ワックスで肌の土台が整うと、お客様たちの変化が見えてきました。

スキンケアが浸透するようになった。化粧ノリが変わった。くすみが取れて、表情が明るくなった。そしてそれを実感したお客様は、自然と「もっと」を求めるようになっていきました。

肌の土台が整った。次のステップに進みたい。そんな言葉をいただくたびに、私はまた考えるようになりました。「ワックスで整えた肌を、さらに育てられるケアがあるんじゃないか」と。

「大人の女性が、確かな効果を実感できるもの」「美容医療に頼らず、自分の肌を自分で整えていく喜びを感じられるもの」「結果が見えて、続けていけるもの」。そのイメージを手に入れるために、自分自身があらゆるケアを体験して回りました。

高額な幹細胞ケア、著名な美容家が推奨するケア、話題になっているケアも試しました。でも正直に言うと、価格に見合う実感が得られるものには、なかなか出会えませんでした。

「いいかもしれない」という感覚はある。でも「確かに変わった」という確信には届かない。そのもどかしさが続いていた中で出会ったのが、肌再整ケアでした。

一度受けた後の、鏡を見た時の感覚は今でも覚えています。肌の明るさが変わっている。ハリが出ている。目元のくすみが、なんか薄くなった気がする。「気がする」ではなく、確かに変わっている。

「これならワックスで整えた肌を、さらに育てていける」と確信しました。

通い続けるお客様たちが変わっていく姿を見るたびに、「年齢を重ねることは、老いることじゃない。必要なケアが変わるだけなんだ」と、お客様ご自身から教えていただいているように感じています。

美しさの土台には、健康があった

肌が整い、鏡を見るのが楽しくなってきたころ、お客様からいただくご相談の内容が、少しずつ変わり始めました。

「最近、なんか身体がだるくて」「眠れない日が増えてきた」「ほてりや汗が急に出るようになった」。

更年期のことでした。

実は、私自身も同じタイミングで更年期を迎えていました。疲れやすくなった。自律神経が乱れて、気分が上がらない日がある。ずっと元気でいたつもりだったのに、身体からのサインが出始めていた。

だからこそ、お客様の言葉がすとんと腑に落ちました。

健康でなければ、美容を心から楽しめない。

肌をどれだけ丁寧に整えても、身体の内側が乱れていれば、それは表に出てきてしまう。「美容」と「健康」を別のものとして考えていたことが、間違いだったのかもしれない。そう気づいたとき、ずっと頭の片隅にあったフィトスチームのことを、改めて真剣に考え始めました。

フィトスチームは、よもぎ蒸しとは一線を画するケアです。生産者の顔が見える植物だけを厳選し、粘膜から吸収されるものだからこそ、安全性には徹底的にこだわっている。ただ温めるのではなく、身体の巡りを根本から整えていく、本質的なケア。

「不調が出てからでは遅い。身体からのサインを感じたら、日常的に整えることが大切なんだ」

その確信が、導入を決めた理由でした。

そして実際に導入してみて、もうひとつ気づいたことがあります。身体を温めて巡りを整えてからフェイシャルケアを行うと、肌の変化がより早く、より深く現れる。身体の内側と外側、両方から同時に整えられる。これが今のSowaのスタイルの原点になりました。

私が「やらないこと」を決めた理由

Sowaを立ち上げるにあたって、私が最初に決めたことがあります。

「必要ないと思ったら、正直にそう伝える」ということ。

以前、エステで感じたあのもやもや、断りにくい空気の中で勧められる商品、「効果が出やすい」と言われながら積み上がっていくコース。あの経験があったから、私はそれを絶対にしたくなかった。

プロとして、お客様の肌状態とライフスタイルを丁寧にヒアリングして、「今、本当に必要なもの」だけをご提案する。必要ないと判断したら、そう正直にお伝えする。目先の売上より、お客様との長期的な信頼関係の方がずっと大切だと思っているから。

情報が溢れすぎている時代に、「何が自分に合っているのかわからない」と迷っている方はたくさんいます。たくさん調べて、たくさん試して、でもなかなか確信が持てない。そういう方ほど、「ここで相談すれば間違いない」と感じていただける場所でありたいと思っています。

自分で選んで、自分で納得して、「やっぱりこれにしてよかった」と思える。その感覚を、お客様に持っていただけることが、私にとっての何よりの喜びです。

Sowaが届けたいもの

マツエクで「目元が変わる喜び」を知った。ワックスで「肌の土台が整う大切さ」を実感した。肌再整ケアで「肌が育っていく過程」を見てきた。スチームで「身体の内側から整えることの意味」に気づいた。

この積み重ねが、今のSowaというサロンをつくっています。

美容は、何かを「足す」ことではなく、本来の状態に「整えて育てる」こと。肌も身体も、無理に足したり変えたりするのではなく、自然なバランスに戻していく。その先にこそ、その人本来の美しさが育まれると、私は信じています。

月に一度のサロンの時間が、「頑張っている自分へのご褒美」になる。鏡を見るたびに「前よりちょっといい」と感じられる変化がある。周りから「なんか最近きれいになったね」と言われる瞬間が、「続けてきてよかった」という確信に変わる。

忙しい毎日の中で、限られた時間とお金を美容に使うなら、「なんとなくいい」ではなく、「確かにいい」を感じてほしい。自分の選択眼を信じられるサロンを見つけた、という実感を持って帰っていただきたい。

Sowaはそういう場所でありたいと思っています。

贅沢ではなく、必要なケアをお届けする場所。ここで過ごす時間が、あなたの日常をすこし軽くして、また前を向かせてくれるきっかけになれたら嬉しいです。

あなたの変化を、一緒に丁寧に育てていきたい。その想いで、Sowaを作りました。

心からお待ちしております。